ナス(茄子)の薬効あれこれ

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 今では一年中食べることのできるお野菜ですが、それぞれに”旬(しゅん)”というものがあります。

 今は6月。これから秋にかけてナス(茄子)のおいしい季節です、といってもぴんと来ないかもしれませんね、スーパーへゆけばいつでも買えるわけですから。

ナス(茄子)ナス(茄子)

 (このナス(茄子)のイラストは、素材屋じゅんさんのホームページからお借りしました。ほかにもすてきなイラストをフリー素材として公開されています。)

 では、新鮮でおいしいナス(茄子)選びのポイントを、いくつかご紹介しておきましょう。

 新鮮でおいしいナス(茄子)選び、

 その一、全体が濃い紫色をしている。その二、全体に張りとつやがあって、キズがない。その三、へたが鋭く尖っている。その四、ツルの切り口が変色していない。

 さらに欲を言えば、無農薬栽培された露地物であること。
これで完璧です。

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ナス(茄子)ナス(茄子)


 ナス(茄子)は、煮ても、焼いてもおいしく頂けます。それどころか、炒める、揚げる、漬ける、蒸す、どんな食べ方をしてもおいしいですね。こんな野菜もなかなか珍しい。

 珍しいと思ったらちょっと調べてみたくなりました。

 広辞苑にはなんと書いてあるのでしょうか……。

 なす【茄子】(「なすび」とも)
 ナス科の野菜で、栽培上は一年草。インド原産とされ、広く温帯・熱帯で栽培。茎は80センチメートルに達し、葉は卵形。夏・秋に淡紫色の合弁花を葉のつけ根に開く。果実は倒卵形・球形または細長い楕円形で、紫黒色または黄白色、長さ20センチメートル以上になるものもある。食用とする。栽培品種が極めて多く、加茂茄子など各地方に独特のものがある。
→ナス科。


 おお、ありました。(そりゃあるだろ、なんてたって広辞苑だもの) でも、”インド原産とされ……”となっています。

 どうやら、ナス(茄子)は日本古来のお野菜かと思っていたらインドからやってきたんですね。

 もう少し調べてみると、ナス(茄子)が日本にやってきたのは、平安時代。”奈須比(なすび)”として伝わったようです。(奈良時代、とする説もあります)

ナス(茄子)ナス(茄子)


 ナス(茄子)は、栄養という面から見れば、あまりたいしたことはありません。タンパク質もカロリーも少なめ。炒め物など、油と相性がいいのも、このタンパク質やカロリーが少ないことが一役買っています。成分のほとんどは糖質で、あとほかにビタミンA、B1、Cが少しといったところです。

 じゃ、単においしいってことだけが取り柄? と思ってしまいますよね。

 ところがそうじゃないところがナス(茄子)の偉いところ。

 ナス(茄子)は、優れた薬効野菜なのです。

 あの四千年の歴史を持つお隣の国、中国でもナス(茄子)は、体の熱を取り、体を冷やす薬効が古くから利用されてきました。今日は、その辺のところを、雑学してみたいと思います。

 ナス(茄子)の薬効、その一

 体に腫れ物やでき物ができて、熱を持ったり痛んだりしたら、茄子を少し厚めに輪切りにした切り口を患部にあてて包帯で巻いておきます。やがて熱が取れて痛みも治まってきます。乾いたら取り替えて繰り返すとしだいによくなってゆきます。

 ナス(茄子)の薬効、その二

 口内炎ができるとやっかいですよね。薬を塗るにも不自由だし、痛いし。

 こんな時は、茄子のへたの黒焼きを試してみましょう。ナス(茄子)のへたの黒焼きの作り方は簡単です。

 ナス(茄子)のへたや皮をよく洗って、アルミホイルでつつんでオーブンで蒸し焼きにします。(レンジじゃないですよ、オーブンですよ。アルミホイルをレンジすると、たいへんなことになるのでくれぐれもオーブンレンジを使うときには、注意してくださいね)

 すすみたいなかんじになったナス(茄子)のへたや皮を手で粉末にして、はちみつを少し加えます。これを口に含んだり、痛いところに塗っておきます。何度か繰り返すうちにだんだん良くなってゆきます。
 この黒焼きは、急な歯痛にも使えます。痛いところに塗っておくと痛みがましになります。

 とはいえ、この方法はあくまでも応急処置です。口内炎のお薬が手元にある場合は、そちらを使う方がいいのはいうまでもありません。歯痛の場合は、可能な限りはやく歯医者さんにいってくださいね。

 そうそう、ナス(茄子)の黒焼きは、歯を丈夫にしてくれる歯磨き粉としても使うことができます。まるでお歯黒を塗ったようなかんじになりますが、続けることで効果が現れてきます。

 どうですか。

 遠い昔満足な薬もなく医者もいない、そんな時代の人々が生活の知恵として経験的に身につけたものなんでしょうから、まったく効果がないというわけでも迷信というわけでもないようです。

ナス(茄子)ナス(茄子)


 昔から”秋ナスは嫁に食わすな”、という言葉があります。

 解釈はいろいろあるようですが、ナス(茄子)の体を冷やす作用から、嫁が体を冷やして子供ができなくなることを案じてそういう言葉が言われるようなった、ということのようです。

 今日は、ナス(茄子)の薬効あれこれについて雑学してみました。

 お役に立ちましたでしょうか? では、また。





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コメント
この記事へのコメント
秋ナスは嫁に食わすな と言う優しさ! 意外と知られていないのです(^_-)
あと、情けは人の為あらず の意味も
逆さまに知られている事が多いですが、
情けは、かけて当然と言う意味でありますねぇ!悲しいことに、
情けの無い人が多い昨今
ですね(^_^;)若い人は、そうでも無いですが...(汗)
2008/06/22(日) 19:59 | URL | MM親方 #-[ 編集]
 MM親方さん、最近というか、かなり以前から思っていることなんですが、

 私と同じ世代のいい年をした大人がしでかす過ちのなんと多いことか。

 人のお金を使い込む、言葉巧みに年寄りを食い物にする、あろうことか婦女子のナニを隠し撮りする……。

 少なくとも私と同じ昭和30年世代は、フォークソングで愛を語り、頑固親父にぶん殴られて育ったはずじゃないのですかっ。

 合い言葉はいつだって、”いつかはクラウン、今に見ていろ、僕だって!”だったはずなのに……。

 なんて、私自身がいちばんぬるかったりしてますが。
2008/06/22(日) 22:14 | URL | りんがむ #-[ 編集]
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