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今日は、マイホーム探しの第一歩・その4ということで、前回に引き続き、モデルハウスの中のバス・トイレ辺りから見るポイントを考えてみましょう。
バス・トイレ
バス・トイレをチェックする上でぜひとも確認しておくこと、それは広さ。単に広さといっても、ただ広ければいいと云うことではなく、”入ってから出るまでの動きを制限しないゆとり”があるかどうかということです。毎日使う場所だから、ここは”特別なこだわり”を持っておく方がいいと思います。
”特別なこだわり”、それは”バリアフリー”。
バリアフリー(Barrier free)というのは、もうすでにご存じだとは思いますが、広い解釈では障害のある方や高齢者の方など、社会生活弱者と呼ばれている方達、そして狭い解釈では障害のある方や高齢者の方などが社会生活に参加する上での生活の支障となる物理的な障害(障碍)や精神的な障壁を取り除くための施策、若しくは具体的に障害を取り除いた状態を云います。
日本ではこの”バリアフリー”という言葉が広く普及していますが、英語圏では、設備やシステムなどが広く障害者や高齢者などに対応可能であることを意味する”アクセシビリティ(accessibility)”という言葉の方が一般的です。
日本では”バリアフリー”を謳ってはいるものの、その多くが、建物や住居内の段差をなくすということのみにとどまっている傾向があるのは否めません。これに対して”アクセシビリティ(accessibility)”は、さらに高い次元で問題解決を図ろうというする傾向があります。
いずれにせよ。
昨今では、新築の物件であれば何らかの形で”バリアフリー仕様”となっているところが多くなりました。これは、良いことです。
なぜなら、
”バリアフリー”は、体の不自由な方のためだけにあるものではありません。体の不自由な方をサポートするご家族にとっても必要不可欠なのです。誰でもいずれは年を取り、いろんな不自由の中で暮らしてゆくことになる。
みんなのための”バリアフリー”なのです。
とはいえ、各家庭ごとに要求する”仕様”は異なっているのが普通です。標準仕様のバリアフリーで事足りるならば問題はないのですが、細かな変更や追加を行う必要ができたとき、広さに余裕がないとあきらめざるを得ないことも多くなります。
だから、”特別なこだわり”をもって選ぶことが必要だと思うのです。
あきらめるということになれば、毎日不自由を我慢しながらくらしてゆかねばなりません。それができないとなれば、大掛かりな改築、或いは増築といった手段を選ばなくてはならなくなります。
この”バリアフリー”に関して住宅をチェックするときには、頭の中だけではなく、実際に出たり入ったり、設備を使ったりしながら自分の体で確認するのが一番だと思います。
入り口は車椅子が必要になったとき広げることができますか。
手すりは、高すぎませんか。あるいは低すぎませんか。全体重を載せてもしっかり受け止めてくれますか。
設備のスイッチにちゃんと手が届きますか。
うっかり転んだときに大けがをしそうな突起はありませんか。
数え上げればきりがありませんが、ご家族の中で一番不自由を感じることの多い方の目線、障害のある方やお年寄りや、子供さんの目線で確認してあげてください。
大切なことは、その方達がちゃんとおトイレで用を足せること、ちゃんとお風呂に入れること。
私がなぜこのことにこんなにもこだわるかと思われるかもしれませんね。私も体の不自由な父と暮らしていました。だからわかることがある。だから伝えておきたいことがあるのです。
偉そうなことを書いておきながら、私にはこの目線が欠けていました。私は、このことに関して父に申し訳ないことをしたと思っています。
ご予算との兼ね合いもあることなので簡単ではありませんが、はじめから広さに余裕があれば、家族みんなの快適な暮らしを護りながら、のちのちの余計な出費も抑えることができるということですね。
個室
家族といえど、時には一人にもなりたいでしょうし、自分だけの部屋も欲しいものですね。けれど、そうはいって家族が多ければ多いほど、それぞれに一部屋というわけにもいきません。だから、個室をどんなふうに使うかを考えながら、広さをチェックしておきましょう。
ここでいう”広さ”とは、前回もお話しましたが、畳数ではなく、部屋の形とその部屋を使うご家族の必要な家具、調度品をすべて収めた後の広さのことです。
最初にお話した”箱サイズ”、つまり”実際に使うときの最大幅、最大高さ”の寸法がここで生きてきます。持参したメジャーでそれぞれの家具の位置を割り振ったあとに残るスペースがその部屋の人の暮らす空間です。
広いですか、それとも狭いですか? ここで狭いと感じたら、実際に引っ越したあとではもっと狭く感じるはずです。なぜなら、イメージしている時は家具の圧迫感は感じていないからです。できれば、その圧迫感をイメージしながら”広い”か”狭い”かを感じてみるといいと思います。
最近の物件にはほとんど例外なく、大容量のクローゼットが装備されているようですから、そういったものを活用して、余計な家具を持ち込まない工夫をすればもっと部屋を広く使うことができますね。
それから、クローゼットは実際に開いたり閉じたりして建付けを確かめておくほうがいいですよ。後からでも直してもらえますが、けっこう初期トラブルが出やすいところですから。
そうそう、個室が2階にあるときは、一階にどのくらい音が響くのか確かめておいたほうがいいと思います。
子供さんがいらっしゃるなら、連れて行ってちょっとはしゃいでもらう。その音を大人が一階で確認すると遮音性がどの程度なのかわかります。(もちろん、現地のスタッフの方にちゃんと断ってからにしてくださいね。でないと対応がころっと変わっちゃったりしますから)
階段、廊下、バルコニー
階段や廊下、バルコニーは、長時間を過ごす場所でこそありませんが、毎日のように使います。使わない日はないでしょう。だからこそ、”安全で快適”でなければなりませんね。
階段は、横幅、傾斜、段差の高さを、家族の中で一番不自由を感じる可能性の高い人の目線でチェックしましょうね。”バリアフリー”の目線です。
まあ、子供さんはだんだん大きくなって行くわけですから、怪我を誘発するような危険性がなければ大丈夫でしょうけれど、体の不自由な方やお年寄りにとって、階段を上り下りすることに嫌気が差すようでは、せっかくの家も手かせ足かせでしかありません。
段差が低く、傾斜が緩やかで、横幅が広いこと。手すりがついていること。手すりはもしもの時全体重をしっかり受け止めてくれること……。
バルコニー(ベランダでも同じです)は、日当たりや眺めや開放感なども大切ですが(洗濯物も干さないといけませんし)、小さい子供さんがいらっしゃるなら特に気をつけることがあります。
転落事故の危険性はないか。
いつまで経ってもマンションなどでの転落事故が後を絶ちません。2階建てだから……、なんて考えないで必ず確認してくださいね。子供さんの目線で。
さて、いっぱいいっぱい書いてきましたが、本当はまだまだ確認したいことは山ほどあります。それは、実際に暮らし始めてみてわかることも多いのですが、ご参考にしていただければいいかと思います。
こんなことをすべて満たす家なんて見つかるはずはない、予算だって限られているのだから。その通りです。だからこそ、チェックしておくのです。ひとつでも多く納得できる家にであうために。
大切なお金を大切に使うために。家族みんなが安心して暮らしてゆくために。
お役に立てましたでしょうか。それではまた。
今日は、マイホーム探しの第一歩・その4ということで、前回に引き続き、モデルハウスの中のバス・トイレ辺りから見るポイントを考えてみましょう。
バス・トイレ
バス・トイレをチェックする上でぜひとも確認しておくこと、それは広さ。単に広さといっても、ただ広ければいいと云うことではなく、”入ってから出るまでの動きを制限しないゆとり”があるかどうかということです。毎日使う場所だから、ここは”特別なこだわり”を持っておく方がいいと思います。
”特別なこだわり”、それは”バリアフリー”。
バリアフリー(Barrier free)というのは、もうすでにご存じだとは思いますが、広い解釈では障害のある方や高齢者の方など、社会生活弱者と呼ばれている方達、そして狭い解釈では障害のある方や高齢者の方などが社会生活に参加する上での生活の支障となる物理的な障害(障碍)や精神的な障壁を取り除くための施策、若しくは具体的に障害を取り除いた状態を云います。
日本ではこの”バリアフリー”という言葉が広く普及していますが、英語圏では、設備やシステムなどが広く障害者や高齢者などに対応可能であることを意味する”アクセシビリティ(accessibility)”という言葉の方が一般的です。
日本では”バリアフリー”を謳ってはいるものの、その多くが、建物や住居内の段差をなくすということのみにとどまっている傾向があるのは否めません。これに対して”アクセシビリティ(accessibility)”は、さらに高い次元で問題解決を図ろうというする傾向があります。
いずれにせよ。
昨今では、新築の物件であれば何らかの形で”バリアフリー仕様”となっているところが多くなりました。これは、良いことです。
なぜなら、
”バリアフリー”は、体の不自由な方のためだけにあるものではありません。体の不自由な方をサポートするご家族にとっても必要不可欠なのです。誰でもいずれは年を取り、いろんな不自由の中で暮らしてゆくことになる。
みんなのための”バリアフリー”なのです。
とはいえ、各家庭ごとに要求する”仕様”は異なっているのが普通です。標準仕様のバリアフリーで事足りるならば問題はないのですが、細かな変更や追加を行う必要ができたとき、広さに余裕がないとあきらめざるを得ないことも多くなります。
だから、”特別なこだわり”をもって選ぶことが必要だと思うのです。
あきらめるということになれば、毎日不自由を我慢しながらくらしてゆかねばなりません。それができないとなれば、大掛かりな改築、或いは増築といった手段を選ばなくてはならなくなります。
この”バリアフリー”に関して住宅をチェックするときには、頭の中だけではなく、実際に出たり入ったり、設備を使ったりしながら自分の体で確認するのが一番だと思います。
入り口は車椅子が必要になったとき広げることができますか。
手すりは、高すぎませんか。あるいは低すぎませんか。全体重を載せてもしっかり受け止めてくれますか。
設備のスイッチにちゃんと手が届きますか。
うっかり転んだときに大けがをしそうな突起はありませんか。
数え上げればきりがありませんが、ご家族の中で一番不自由を感じることの多い方の目線、障害のある方やお年寄りや、子供さんの目線で確認してあげてください。
大切なことは、その方達がちゃんとおトイレで用を足せること、ちゃんとお風呂に入れること。
私がなぜこのことにこんなにもこだわるかと思われるかもしれませんね。私も体の不自由な父と暮らしていました。だからわかることがある。だから伝えておきたいことがあるのです。
偉そうなことを書いておきながら、私にはこの目線が欠けていました。私は、このことに関して父に申し訳ないことをしたと思っています。
ご予算との兼ね合いもあることなので簡単ではありませんが、はじめから広さに余裕があれば、家族みんなの快適な暮らしを護りながら、のちのちの余計な出費も抑えることができるということですね。
個室
家族といえど、時には一人にもなりたいでしょうし、自分だけの部屋も欲しいものですね。けれど、そうはいって家族が多ければ多いほど、それぞれに一部屋というわけにもいきません。だから、個室をどんなふうに使うかを考えながら、広さをチェックしておきましょう。
ここでいう”広さ”とは、前回もお話しましたが、畳数ではなく、部屋の形とその部屋を使うご家族の必要な家具、調度品をすべて収めた後の広さのことです。
最初にお話した”箱サイズ”、つまり”実際に使うときの最大幅、最大高さ”の寸法がここで生きてきます。持参したメジャーでそれぞれの家具の位置を割り振ったあとに残るスペースがその部屋の人の暮らす空間です。
広いですか、それとも狭いですか? ここで狭いと感じたら、実際に引っ越したあとではもっと狭く感じるはずです。なぜなら、イメージしている時は家具の圧迫感は感じていないからです。できれば、その圧迫感をイメージしながら”広い”か”狭い”かを感じてみるといいと思います。
最近の物件にはほとんど例外なく、大容量のクローゼットが装備されているようですから、そういったものを活用して、余計な家具を持ち込まない工夫をすればもっと部屋を広く使うことができますね。
それから、クローゼットは実際に開いたり閉じたりして建付けを確かめておくほうがいいですよ。後からでも直してもらえますが、けっこう初期トラブルが出やすいところですから。
そうそう、個室が2階にあるときは、一階にどのくらい音が響くのか確かめておいたほうがいいと思います。
子供さんがいらっしゃるなら、連れて行ってちょっとはしゃいでもらう。その音を大人が一階で確認すると遮音性がどの程度なのかわかります。(もちろん、現地のスタッフの方にちゃんと断ってからにしてくださいね。でないと対応がころっと変わっちゃったりしますから)
階段、廊下、バルコニー
階段や廊下、バルコニーは、長時間を過ごす場所でこそありませんが、毎日のように使います。使わない日はないでしょう。だからこそ、”安全で快適”でなければなりませんね。
階段は、横幅、傾斜、段差の高さを、家族の中で一番不自由を感じる可能性の高い人の目線でチェックしましょうね。”バリアフリー”の目線です。
まあ、子供さんはだんだん大きくなって行くわけですから、怪我を誘発するような危険性がなければ大丈夫でしょうけれど、体の不自由な方やお年寄りにとって、階段を上り下りすることに嫌気が差すようでは、せっかくの家も手かせ足かせでしかありません。
段差が低く、傾斜が緩やかで、横幅が広いこと。手すりがついていること。手すりはもしもの時全体重をしっかり受け止めてくれること……。
バルコニー(ベランダでも同じです)は、日当たりや眺めや開放感なども大切ですが(洗濯物も干さないといけませんし)、小さい子供さんがいらっしゃるなら特に気をつけることがあります。
転落事故の危険性はないか。
いつまで経ってもマンションなどでの転落事故が後を絶ちません。2階建てだから……、なんて考えないで必ず確認してくださいね。子供さんの目線で。
さて、いっぱいいっぱい書いてきましたが、本当はまだまだ確認したいことは山ほどあります。それは、実際に暮らし始めてみてわかることも多いのですが、ご参考にしていただければいいかと思います。
こんなことをすべて満たす家なんて見つかるはずはない、予算だって限られているのだから。その通りです。だからこそ、チェックしておくのです。ひとつでも多く納得できる家にであうために。
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今日は、マイホーム探しの第一歩・その3ということで、モデルハウスの中を見てみましょう。
たいていのモデルハウスでは、アンケート用紙が用意されています。気の利いたところでは、お茶などをいただけるところもありますし、時にはお茶かジュースを選べるところなんかもあったりします。(さすがにビールはないですが……)
アンケート用紙には、差し支えなければ住所と名前、電話番号を記入しておくと、物件の最新情報なども入手しやすくなりますので、ご自身の判断で該当箇所にチェックを入れておくといいでしょう。
さて、実際にモデルハウスの中に入ると、つい広さ、美しさ、最新の設備などに目がいってしまうものです。それはそれでいいのですが、冷静に見るべきところ、チェックすべきところは忘れずに押さえておきましょうね。
ポイントは数字で納得してしまわないことです。
”リビングは広々としたゆとりの○○畳”、和室は○○畳”という感じで説明があるかとは思いますが、実際の広さは、引っ越しをして、家具が入った時の広さだということを忘れないでください。
たとえば、部屋の形によっては、同じ30畳でも20畳程度にしか使えない場合もあります。モデルハウスの家具調度品は、そうしたマイナス面を感じさせないように広くゆったりとしたレイアウトがされているのだ、と知っておく方がいいと思います。
では、各部屋の見ておくべきポイントなどを順番に考えてみましょう。
玄関
玄関まわりでは、デザインや使い勝手、広さなども大切ですが、何よりも”防犯対策”に目を向けてください。
最近の住宅では二重ロックは普通に装備されているはずですし、インターホンにモニターもついているはずです。一階の掃き出し窓には、シャッターがついているかも確認しておいた方がいいでしょう。(たいていは装備されていると思います)。
リビング・ダイニング・和室
最初にお話ししたことと重複しますが、畳数よりも、家具が入ったときの広さと部屋の形をよく見ておいてください。畳数だけの”けっこう広くていいんじゃない”という印象は、家具が入ったとき簡単に覆されてしまうものです。”あれ、こんなに狭かったけ”って。
それを大きく左右するのが部屋の形です。台形や五角形になっている部屋さえあります。一見すると、おしゃれですてきに見えます。でも家具・調度品のレイアウトの自由度は案外低いと思っていいと思います。
それから、部屋の明るさも確かめておきましょう。モデルハウスの照明はたいていすべてONになっています。昼間でも、すべて点灯しているはずです。だから、明るくてあたりまえです。
見学にゆくのはたいてい昼間のはずですから、各部屋必ず一度照明を消してみることをオススメします。お天気にもよりますが、明かりを消した部屋の自然光の射し方、明るさ、暗さを確認しておくことはけっして無駄にはなりません。(特に夕方の西日がどう差し込むのかもできれば確認しておくことをオススメします)
さらに確認しておくべきところをいくつか書いておきます。
テレビのアンテナ端子、LAN端子、コンセントの数と位置はどうなっていますか?
この数と位置を確認しておくことはけっこう重要です。こうした端子のある場所周辺が、テレビやパソコンの置き場所になるからです。裏を返せば、その場所以外に置こうとすると、長い延長コードを部屋の床や壁に這わせなければならないと云うことになる。これはけっこう見苦しいし、わずらわしいものです。
窓のガラスは複層ガラスになっていますか。防犯対策は何か施されていますか?
サッシの構造や、ガラスの構造で断熱性や、冬場の結露、特に防犯性などに大きな違いが出てきます。
和室の押し入れに布団はどのくらいはいりますか?
最近の住宅では和室を置かない場合もあるようですが、和室があるなら押し入れの収納力を収納できる布団の組数で測っておくと便利です。
キッチン
最近のキッチンは、オープンタイプや対面式など、家族とコミニュケーションをとりながら作業ができるようになっているタイプが多くなりました。
また設備も最新式の物が導入されやすい場所でもあります。
冷蔵庫はどこに置きますか?
この冷蔵庫の置き場所で、キッチンでの動線が決定するといっても過言ではありません。これが、不自然だったり不便だったりすると、奥様のストレスはかなりのものになります。必ずチェックしておきましょう。
オール電化、それともガス?
給湯システム、空調システムがオール電化なのか、ガスなのかチェックしておきましょう。
モデルハウスのキッチンには様々な設備がつけられています。それらがすべて購入する住宅の価格に含まれているのか、つまり”標準装備”なのか、”オプション”なのか忘れずに確認しておきましょうね。
今回はここまでにしておきます。次回は、バス、トイレ、、ベランダ・バルコニーなどのポイントを考えて見たいと思います。
いかがですか? お役に立てましたでしょうか? それでは、また。
今日は、マイホーム探しの第一歩・その3ということで、モデルハウスの中を見てみましょう。
たいていのモデルハウスでは、アンケート用紙が用意されています。気の利いたところでは、お茶などをいただけるところもありますし、時にはお茶かジュースを選べるところなんかもあったりします。(さすがにビールはないですが……)
アンケート用紙には、差し支えなければ住所と名前、電話番号を記入しておくと、物件の最新情報なども入手しやすくなりますので、ご自身の判断で該当箇所にチェックを入れておくといいでしょう。
さて、実際にモデルハウスの中に入ると、つい広さ、美しさ、最新の設備などに目がいってしまうものです。それはそれでいいのですが、冷静に見るべきところ、チェックすべきところは忘れずに押さえておきましょうね。
ポイントは数字で納得してしまわないことです。
”リビングは広々としたゆとりの○○畳”、和室は○○畳”という感じで説明があるかとは思いますが、実際の広さは、引っ越しをして、家具が入った時の広さだということを忘れないでください。
たとえば、部屋の形によっては、同じ30畳でも20畳程度にしか使えない場合もあります。モデルハウスの家具調度品は、そうしたマイナス面を感じさせないように広くゆったりとしたレイアウトがされているのだ、と知っておく方がいいと思います。
では、各部屋の見ておくべきポイントなどを順番に考えてみましょう。
玄関
玄関まわりでは、デザインや使い勝手、広さなども大切ですが、何よりも”防犯対策”に目を向けてください。
最近の住宅では二重ロックは普通に装備されているはずですし、インターホンにモニターもついているはずです。一階の掃き出し窓には、シャッターがついているかも確認しておいた方がいいでしょう。(たいていは装備されていると思います)。
リビング・ダイニング・和室
最初にお話ししたことと重複しますが、畳数よりも、家具が入ったときの広さと部屋の形をよく見ておいてください。畳数だけの”けっこう広くていいんじゃない”という印象は、家具が入ったとき簡単に覆されてしまうものです。”あれ、こんなに狭かったけ”って。
それを大きく左右するのが部屋の形です。台形や五角形になっている部屋さえあります。一見すると、おしゃれですてきに見えます。でも家具・調度品のレイアウトの自由度は案外低いと思っていいと思います。
それから、部屋の明るさも確かめておきましょう。モデルハウスの照明はたいていすべてONになっています。昼間でも、すべて点灯しているはずです。だから、明るくてあたりまえです。
見学にゆくのはたいてい昼間のはずですから、各部屋必ず一度照明を消してみることをオススメします。お天気にもよりますが、明かりを消した部屋の自然光の射し方、明るさ、暗さを確認しておくことはけっして無駄にはなりません。(特に夕方の西日がどう差し込むのかもできれば確認しておくことをオススメします)
さらに確認しておくべきところをいくつか書いておきます。
テレビのアンテナ端子、LAN端子、コンセントの数と位置はどうなっていますか?
この数と位置を確認しておくことはけっこう重要です。こうした端子のある場所周辺が、テレビやパソコンの置き場所になるからです。裏を返せば、その場所以外に置こうとすると、長い延長コードを部屋の床や壁に這わせなければならないと云うことになる。これはけっこう見苦しいし、わずらわしいものです。
窓のガラスは複層ガラスになっていますか。防犯対策は何か施されていますか?
サッシの構造や、ガラスの構造で断熱性や、冬場の結露、特に防犯性などに大きな違いが出てきます。
和室の押し入れに布団はどのくらいはいりますか?
最近の住宅では和室を置かない場合もあるようですが、和室があるなら押し入れの収納力を収納できる布団の組数で測っておくと便利です。
キッチン
最近のキッチンは、オープンタイプや対面式など、家族とコミニュケーションをとりながら作業ができるようになっているタイプが多くなりました。
また設備も最新式の物が導入されやすい場所でもあります。
冷蔵庫はどこに置きますか?
この冷蔵庫の置き場所で、キッチンでの動線が決定するといっても過言ではありません。これが、不自然だったり不便だったりすると、奥様のストレスはかなりのものになります。必ずチェックしておきましょう。
オール電化、それともガス?
給湯システム、空調システムがオール電化なのか、ガスなのかチェックしておきましょう。
モデルハウスのキッチンには様々な設備がつけられています。それらがすべて購入する住宅の価格に含まれているのか、つまり”標準装備”なのか、”オプション”なのか忘れずに確認しておきましょうね。
今回はここまでにしておきます。次回は、バス、トイレ、、ベランダ・バルコニーなどのポイントを考えて見たいと思います。
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